わかった。

裕也、

 

しばらく自分のために、いろいろ思いをつづるね。

 

ここじゃないと吐き出せないから。

 

なんで、博士課程に来たんだっけ。

 

ほかの大学に行けばよかったって最近、ずっと思っていたの。

 

でも、気付いた。

 

文理選択のときに、お父さんが「ドクターになってほしい」って言っていたから、

 

私、あのときの家族の夢を叶えようと思ったんだ。

 

だから、理系ではないけれど、やっぱり、叶えようと思う。

 

 

秋の収穫祭

裕也、

 

今日、新庄から贈り物が届いたよ!!!🍀

 

ネギがどっさり!👏✨

 

そばも😌💕

 

f:id:hena1990:20211029115600j:image

 

この前、夢の中で裕也に会ったんだけど、

 

 

裕也、私のことを忘れているみたいで、

 

 

抱きついてみても、え?って感じだし、

 

私が行っても、これからバイト、みたいに忙しそうで。

 

消防士とマックかな?仕事詰め込んでた。

 

私が死んだ後、裕也が私を忘れていたら嫌だな。

命日

裕也、

 

ダメ。今日は、つらい。

 

もう干支が一回りしたはずなのに、

 

この日だけはメソメソする。

 

外はいつも秋晴れなのに、

 

どんよりして、

 

涙が溢れて、

 

気分転換をしようにも足取りが重い。

 

何年経っても変わらないし、変われないし、変わろうとも思ってない。

 

みんな変わっていくから、ひとり取り残された気もする。

 

連絡、ためらうもん。

 

あの日の感覚、なんで忘れないんだろう。

 

この日は、いつもあの日のまま。

 

乗り越えるって分からない。

 

 

怖いもん。

 

いつまで経っても怖い。

 

今日は、怖い。

 

 

夢で

裕也、

 

寝る前には頻繁に裕也のことを考えてるの。

 

最近、裕也、夢で会いに来てくれないなって思っていたら、今日は会えた。

 

裕也ん家の車に乗ってて、お父さんが運転席、お母さんが助手席、裕也はその後ろ、私はさらに後部座席。

 

裕也のお母さんには裕也が見えていないみたいだったけれど、私、裕也とやり取りしていたよ。

 

裕也って、いつも笑ってる。