義理の母になるはずだった彼のお母さんと女子会を計画
「お別れをする機会があればいいと思う・・・。」
臨床心理士にそう言われてた。
「お墓には行ったことあるの?」
うん、一度だけ。
基本的にお家。
彼の生前はもちろん、亡くなった後も、うちの親や一部の友達は、私が彼の家族と関わること、帰省するたびに訪問すること、連絡を取り合うこと、いろんなことに反対だった。
「結婚しているわけじゃないんだからさ。」
そう。
だからか、ある時から、私も行かなくなった。
連絡も控えるようになった。
その結果かな。
ちゃんとお別れをする機会なんてもたなかった。
お別れか・・・
認めたくないんだよね、まだ。
10年が経とうが、気持ちのどころかで待ってる自分がいるから・・・。
でも、この気持ちをどうにかしなきゃって思う自分もいる。
もがいている。ものすごく。
「連絡が来たら、向こうのご両親、嬉しいと思うな。」
そう臨床心理士に背中を押され、
意を決して、
彼のお母さんにLINE。
「特別に何かあるわけじゃないんですけど、・・・」
って。
間もなく快諾のお返事が来て、訪問の日が決まり・・・
翌朝(早朝、5時半)、
「お泊りしませんか?ごはん食べて、一緒に寝て、女子会しませんか?」
って。
行く。泊まる。
仲良しの”嫁姑”になるはずだった、私と彼のお母さん。
まるで実の娘のように接してくれて、あったかくて、この家族が大好きだった。
いつもいつも愛情をいっぱい感じる。
昨日、新幹線の切符を買ったよ!
行くよ!逢いに。
あと12日後に。
それまで私も頑張ってみようかな。