遅めの対処
裕也、
今日、カウンセリングだったよ。
最近は、この木曜日のカウンセリングのおかげで何とかなってる気がする。
待ち遠しいくらい。
ホワイトデーの帰りの電車で裕也が言ってくれた言葉。
裕也のお父さんやお母さんが私にやってくださったこと、言ってくださったこと。
そんなことをお話ししながら、やっぱり、裕也のお墓の隣の土で眠りたい。
身辺整理をして、スイスでお薬を買って、裕也のそばで安楽死したい。
そんな話をしたの。
早めに対処できていれば、吹っ切れられるみたい。
でも、遅くなればなるほど、時間がかかるものらしいよ。
いつかは吹っ切れる日が来るのかな?
裕也や裕也のご家族の存在が大き過ぎて、私、いつだって、裕也のお家に帰りたくて仕方ないよ。