やりたかったこと

裕也、

 

今朝、かなり鮮明に裕也と一緒にいる夢を見たよ。

 

 

最初は黄色のドアなアパートにいた。

 

 

お母さんが帰ってくる頃に二人でイチャイチャしてて、

 

 

お母さんが帰宅して、あ、やば、って、

 

 

二人で布団のシーツをかけて、これ、逆さまじゃない?ってお母さんにも確認して。

 

 

私が予備校で模試がある時には、裕也も行って、

 

帰りに遊んで帰って来ようとするから、

 

 

私、気が散るからダメって言ってたね。

 

 

そんなことあったっけ?あったよね。

 

 

それから、何か、海を見ていたね。

 

 

雄大くんが海で働いてた。なぜか。

 

 

で、私の妹と雄大くんが付き合ってた?のかな?

 

それから、妹の卒業公演があるから、って、裕也と雄大くんと聴きに行ったよね。

 

 

山のような、屋外の場所に。

 

 

妹、楽器でなくて、歌を歌っていたね。

 

演奏が終わって、妹がこっちに来ると、

 

裕也、ニコニコで、お菓子の缶が3つ入った大きな箱をプレゼントしていたね。

 

開けてみて、って言ったのに、

 

妹、家に帰ってからみんながいるところで開ける、って。

 

 

そして、妹も裕也にお返しのお菓子がいっぱい入った箱をプレゼントしていたね。

 

 

あまりに多くて、食べきれないよ、

 

 

こういう時は同等くらいのものはあげないんだよ、って私が言っても、

 

 

裕也、ニコニコで嬉しそうにありがとう、ってもらってた。

 

帰り道、裕也、いや〜いいもん聴いたなぁって満足そうだった。

 

雄大くんも付き合わせてごめんね、って言ったら、

 

いや、なんか、分からないけれど、リラックス効果あった、って。

 

市内の、お墓があるようなところ、商店街の裏、

 

 

他の人たちと同じ方向へ、駅の方へ向かっていたね。

 

 

冬の晴れた、みぞれみたいに、雪が溶けてザクザクしている道を3人で歩いていたの。

 

 

道路沿いの家の人たちが雪かきをしている中、

 

 

裕也が、

 

「何かやりたかったことない?」

 

 

って、おもむろに聞いてきたの。

 

 

私、涙が流れて言葉にならないくらいの小声で、

 

「ダメだから。そういうの言ったらダメだから。」

 

って。でも、

 

 

「何かあるだろ?」

 

って言うから、

 

 

本当に小声で、ボロボロに泣きながら、

 

「抱っこ…結婚式で、お姫様抱っこ。」

 

って。

 

そうしたら、裕也、荷物を雄大くんに預けたの。

 

 

道を歩いているのに、周りに雪かきしている人たちがいるのに、

 

私を持ち上げたの。

 

 

「あ、荷物。雄大くん、ごめん。」

 

 

って雄大くんに言ったけれど、雄大くん、ううんって。

 

で、裕也、お姫様抱っこしながら歩いたの。

 

 

本当にバージンロードみたいに。

 

 

私、もういっぱいいっぱいになりながら、

 

 

「恥ずかしいよ。」

 

 

って、もう号泣しながら。

 

 

顔くしゃくしゃで、幸せで…。

 

 

そこからはもうただただ泣いてた。

 

 

本当にあったかかった。

 

 

裕也に抱き抱えられている感覚とか、裕也に寄りかかっている感覚とか、すごく感じれて、とにかく、あったかくて。

 

 

しばらくしてから、私を下ろして。

 

 

私は泣いて、泣いて、裕也に抱きつきながらないて。

 

もう泣きすぎてしゃべれなかった。

 

 

胸いっぱいだった。

 

で、裕也、頭の上でささやくように言ったの。

 

 

「俺、今、フリーだから。また何かやりたいことがあったら、いつでも呼べな。」

 

 

って。

 

 

涙を流しながら目が覚めたよ、

 

俺、今、フリーだから、って、合計二回聞いた。

 

私だけの片思いで、裕也が別の人生を歩んでいたら、

 

私、何やってるんだろうって思っていたから、

 

 

フリーだって言いに来たの?

 

 

かなり久しぶりに、あったかいデートの夢だったよ。

 

 

夢の中では、亡くなっているのを分かっているんだね。

 

 

裕也は、泣いてることないね。

 

 

笑っていることが多いね。

 

 

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